池田寺
同所にあり花供山と号す真言宗
開基は僧正行基なり
金堂本尊
瑠璃井
開基は僧正行基なり
金堂本尊
藥師佛 又十一面観音を安す
大同年中弘法大師こゝに止錫し給ひ密宗の道塲とし藥師の七佛に准して僧坊七院を建て其外伽藍巍然たり
南朝元年四月和田和泉守正利池田在城の時山名陸奥森氏清大軍を以て攻來り上之原にて合戦す
其時の寇火に罹て佛堂什宝一時に灰燼となる
今明王院一坊のみ存在す
池田氏の氏寺によつて明德年中再興に逮ぶ
池田氏の末流は今の萬町村伏屋氏也とぞ
瑠璃井
境内にあり名泉也
これを服すれば疾病平愈の㓛驗速也とそ
今に見る明王院
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